(東京の)おうどんの思い出。

アテクシが生まれて初めて(多分)東京の真っ黒な汁のおうどんを見たのは

上の娘のお受験の時、食がすすまないというので、

ホテルのルームサービスに「鍋焼きうどん」を見つけ、

これなら食べられるかと頼んだら、汁が真っ黒で

「こんなもの食べられない、、」と夜に泣かれたしょっぱい思い出が。

「これがかの有名な関東のうどん汁、、」とある意味わたしは感動したが

娘いわく、「こんなお汁のうどんのところで、わたし、やってける気がしない!」と

思ったそうで、そんな娘も東京に暮らして早10年、

本物の「丸の内(にある企業の在宅勤務)OL」をやっている。

時がたつのは早いものよ、、、、(遠い目)

すっかり「東京の子」になっている上の娘であるが、

いまだ東京でよく見かける「シ〇ダヤの流し麺」のまずさにはめまいがするそうで、

何故、名古屋発祥の「スガキヤ」しか安い麺類は都内にこないのかと、

帰省すると三輪そうめんとか諸々、持って帰る。

アテクシは、新宿伊勢丹でおすまし顔の「ヒガシマルのうどんつゆ」を見かけて

腰を抜かしてしまったことがあり、そういう立ち位置ではないでしょと突っ込んで

きっと買う人がいるから置いているんだろうなと感心したのでした。

うどんの黒いつゆには殺意が湧く、あれは違うざんす。

「うどんに黒」が許せるのは伊勢うどんの甘辛いたれだけと思うのでした。

あれより東になるとつゆは黒いのがフツーなのかね。

東にはばたけ!ヒガシマル!と日本全制覇を願うのでした。

それからそうめんは三輪そうめん揖保乃糸は人からもらったときのみ、

よく考えたら常備のそうめんは小豆島の「島の光」であった。

「島の光」はメジャーではないのだろうか。まあ、値段が違うけど。

おわり。