最近の読書。

ヴァランダーシリーズ全制覇まであと3作というところで図書館がコロナで

休館してしまったのでトホホ、再び開く日までお休み。

ヴァランダーシリーズについてはいろいろわかってきたことがあるのでまた後日。

現在は柘植文さんの「ひとりぶらりごはん」に癒されている。

一人で出かけて食べて帰るなんて経験は現在できないので読んでいて大変楽しい。

柘植さんは先日「幸子、生きてます」の第3巻も出たのでよくお仕事されている、

と思っていたら、この本は2014年から時々書いたものを集めているので

気の長い作品であるよう。

そして私が好きなので柘植さん作品は全部家にそろっている。結構多作家。

「一人でぶらぶら」と言えばこの方を忘れてはいけない、

桜玉吉先生の「伊豆漫玉エレジー」。

「伊豆漫玉ブルース」に続いておひとり様満喫中の玉吉先生は

相変わらず伊豆山中の過酷な大自然と戦いつ、

おのれの老いとまったり手を取り合い生活していらっしゃる。

玉吉先生も「一人のプロ」として追随を許さぬ存在だ。

ところで柘植文さんも桜玉吉先生も、同じ都立の芸術系高校出身者じゃなかったか。

柘植文さんは東京生まれ、東京育ちと

今回の「ひとりぶらりごはん」でも書かれているが

ウィキではなぜか「群馬出身」になっていたりして、

それは「野田と申します」の野田さんの出身地ではないか、

ウィキはあてにならねーな、などと思いつつ、柘植さんの出身美大はどこか、

やはり多摩美か、玉吉先生は多摩美中退だったな。

都立の「芸高」は2012年に閉校したらしく、

都立駒場高校から芸術科を独立させた学校だったので40年の短い命だったのね、

と今、あてにならないウィキを見て思ったり。

玉吉先生は「芸高」出身の有名人としてウィキに載っている。

柘植文さんも早くちゃんとしたウィキができてほしいものだが、

最近、某件で私はまんまと一杯食わされたことがあって

ひょっとして柘植さんが自身の作品中で再々「東京生まれ、東京育ち」を

公言されているのはひょっとしてギャグなのかも、と思ったりする。

一杯食わされた件についてはまた後日。

なんや、読書録になってへんやんか、でもここにあげた本は私の癒し。

おわり。