マッチャーは使ってはいけない。

昨日、あまりにコロナが増えたのでどこにも出かけられなくなった娘から

電話をもらい、アテクシは

「マッチャーというこれこれこのようにひどいものを見つけた!」と言いつけると

「要はママも暇なのね、、」とたしなめられ、とほほ。

しかし、暇にあかせてマッチャーで知っている大企業の名前を検索すると

出てくるのが「今は無職・食事おごって」だの

「今はベンチャー企業勤務」だの「起業準備中」だの、

検索した企業とはかかわりのない連中が山ほどヒットする。

中には同じ人間もヒットしたりして。

つまり名だたる企業にかかわりがなくても「内定してました!」だのと

確実にヒットするようにありとあらゆる大企業名を登録している。

それが本当かどうか全く社会人を精査していない。

これでは女の子と同じく、男の子も危ない。

ショーもない無職に食事をたかられるのも悲惨だが、

「俺のベンチャービジネスインターンとして手伝ってくれ!」と、

無料、あるいは法外に安い値段でこき使われること、確実。

こうもまあ、ひどい「ビジネス!」があろうとは。

マッチャー代表は誰かと検索すると西川昇平という1993年生まれの人間が出るが

経歴が全くネットに出ない。

どこの大学を出たのかもわからない人間がネットで他人の個人情報を

あらわにしているとは、リクルートは何を考えているのだ?

親がリクルートの大株主なんですかねー、ってな嫌味の一つも言いたくなるわ。

あれこれ検索して「就活、お手伝いします!」の中にはあからさまに

「〇〇女子大・限定!」などと、「ナンパか!」なものもあったりして、

これ、まともな「ビジネス」でも「サービス」でもないよね、

まともな大人がかかわったものでは一切ないのが良くわかって情けなくなる。

いまこれほどまでに女性の社会進出が叫ばれているのに、

社会に出る前にこんなろくでもない釣り針が大きな顔をして放置されているとは。

というわけで、賢い娘に「そんなところ、見ちゃいけません」と言われたので

ここまでにするが、ろくでもないところであるのを書き残しておく。

99パーセント「ナンパ」あるいは「ただ働き要員補給」の「サービス」で

ひょっとしたら1パーセントくらいはましな人間もいる「かも」知れないが、

それを見つける時間で志望企業のホームページを隅から隅まで読み込むことを

私は就活生にお勧めする。そのほうがよほど時間の使い方として「マシ」!

世の中、まことに地獄がそこここにぱっくり口を開いているとあきれているのでした。

おわり。