「ザ・クラウン」雑記。

あともうちょっとで「サッチャー」登場だー!というところで止まっている。

シーズン3のオリヴィア・コールマンに代わってから展開が割と地味。

もう今では歴史の一部になっている大戦直後のほうが現在と離れているだけ、

ドラマティックに脚色できるのかも。

そもそも、第2シーズンから第3シーズンに代わる時間が短すぎて

登場人物、全員老けすぎ。

一番驚くのがマーガレット王女、縮みすぎ。

若いころの女優さんがすらっとしてモデルのようなたたずまいなので

ヘレナ・ボナム・カーターに代わってからの落差が激しくて同じ人物に見えない。

マウントバッテン卿は急に悪人面になっているし

英国ドラマではおなじみさん俳優がそろっているが役割があまりに分担されすぎて

ちょっと悪そう、がかなり悪い、の印象に代わる。

現マウントバッテン卿役の俳優さんは常に悪人を演じている故。

ヘレナ・ボナム・カーターは良い女優さんではあるものの、

日本では「きれい、かわいい」と思われがちなあの容姿は

おそらく本国では「ギリ許せるブス」なんじゃないか、

アングロサクソン系は、個人が本当はどう思っているかは別として

端麗な容姿の条件に「長身」があげられる。

ヘレナはそれでだいぶん損をしているんじゃないか、彼女はかなり背が低い。

若いころの女優さんを小柄にしておけばなあ、と思うが、

若いころを演じた女優さんの存在感は圧巻だったので、配役ミスか。

意外にフィリップ殿下はすんなり「こんなもんか」だったりする。

アクの強いマット・スミスが演じたのでかわるのが難しいかと思われたが

急激に横幅が増えたエリザベス女王の横にいると

そちらに目が行くので気にならない。

昨日は、マイダーリンが「クィーン・ギャンビット」と「ザ・クラウン」の

デジタル衣裳展を見つけて

「ザ・クラウン」の衣装はまだ見ていないものが多かったが楽しめた。

「ザ・クラウン」の女王の衣装は普段の姿が参考になる。

印象深いのが女王のパールの3連ネックレスで

どんな時でも一族の女性は身に着けている。

粒のそろったグラデーションの見事なもので、

あれを見ると一連ネックレスは貧弱に見える。

一連のネックレスは、何らかの「略式」を現すのか、

3連のネックレスを常に身に着けるのはそれなりに体力も必要かも。

重かろうな。

3連ネックレスを年取った女性が身に着けると首のしわ隠しに良いかも、

なんて切実な悩みを持つアテクシは思うのでした。でも、無理。おわり。