「レナウン」がっ。

再生法とか。

マイダーリンご実家は自営業者だったので再生法をこよなく憎む。

これをやられると下請けがどれほど迷惑するか、

連鎖倒産が増えてその影響が様々なところに及ぶ。

商売をしていたときに取引先がモノを納めたその次の日に破産申請をして、

お前、わかってたやん、払わない気満々で

モノだけ取り上げて支払わない、モノも当然かえってこない、

それでも納めた側は原材料費は支払わないといけない、本当に大変だったと、

私の幼馴染の零細業者も「再生法」は商売人のど外道だとはき捨てる、

まともな商売人が決してやってはいけないものだそうだ。

それでもやるド外道商売人はその後永遠にその道の人に見下されるそうだが

割と平気でやってる経営者は多いね、たいていが「ええとこのボン」だったりする。

今回の「レナウン」の代表取締役はどういう経歴の人かと見ると「慶応卒」で

まだ50代でこれかぁー、と、

まあこの人が経営をダメにしたわけではないのかもしれないが

やっちまった責任は取って欲しいところ、

でもこういう人ってしばらくするとどっかのコンサルタント会社の役員に

なってたりして、たいていの再生法適応した会社の責任者って涼しい顔して

また悠々と生きてたりするんだよな、これが「育ちの良い人」の恐ろしさ。

はぁー、ここのライセンス販売「アクアスキュータム」を

冬のメインのよそいき着にしていたど底辺ババアはため息が出るわ。

私は品質が安定している日本製のライセンス販売モノをこよなく愛しているので

またひとつ、良いものが消えるのだなあ、と残念に思うのでした。

今回知ったが、「レナウン」創業者って「ファミリア」創業者の父親だったのね。

そして「レナウン」は英国の巡洋戦艦の名前で

かの有名なウィンザー公(現女王エリザベスのおじさん)が

日本に来た時に乗って来た、それにちなんだ名前だそう。

そもそも「レナウン」とは「超有名」って意味らしい。

しかし「アクアスキュータム」以外のブランドを見ると、

どれもいまいちぱっとしないよな、

アーノルドパーマー」は一時期若返って良い感じだったけど、今はどうなのか、

現場で働く人はみんな優秀なのに経営者がいまいちだと会社はだめになるんだろう、

と、おばはんはなんとなく思ったのでした。おわり。