ネット雑記。

ホットエントリでは加害傾向のある子供の親の話があって、

この手の話はいつまでもなくならないもんだなあ、と、

私が経験した限りでは、この手の子供の親御さんは

決して「発達障害」系の相談に行こうとしないこと。

周りがすすめてもかたくなにそれを拒否する。

診断が下ったら何らかの烙印を押されるように思っている。

狭い地方ではそれも仕方がないのかな、と感じるが、

子供の体が大きくなると警察沙汰に発展するからなあ、

体よく、悪い連中に「パシリ」に使われたりする。

私の知り合いでもその手の人がいて、散々泣いて相談の電話をしてくるんだけど

療育相談をすすめたら、烈火のごとく怒る。

そんなことが何度かあって、結局3回ほど補導(小学生時代に)され、

警察からの勧めで療育相談に行った。警察の言うことは聞くのよ、この手の人は。

それから学校の先生がかなり根気よく療育を受けるように諭していた。

彼女の脈絡のない「でも、でも、だって」を拾い聞いているとき、

「学校の先生も云々かんぬん」と、はあ、学校の先生は本当に我慢強い、

と、感心したわ。療育を受けるとびっくりするほど、問題がなくなった。

今は大学生で絵を描く勉強をしている。

そこまでになるんだからねえ、、たいしたものよ。

仕方がないことだけど、そうなると彼女はかつて自分の子供が問題児であったころを

知っている人間から逃げ回るようになる。私のところなんてなしのつぶて。

それも仕方がないか、と思ったし、特に深く付き合いタイプでもないけれど、

その後彼女はうつ病になったらしい。

私は少し離れていたので電話がかかってこなくなる程度でしかなかったが、

地域の人たちに対してたぶんあまりよい態度をとらなかったんだろう、

その場所にすみ続けることが出来なくなるまで精神的に追い詰められたよう。

今思えば、彼女自身も発達障害系の人かもしれない。

彼女はある日突然、電話をかけてきて散々地域の人の悪口を私に言った後、

また音信不通。なんだかなあ、まあ、いいんだけど。

私は転勤族だったので、この手の知り合いが出来る確率が高かった。

いつか行ってしまう人は感情のゴミ箱代わりにして良いと思う人がいるのだよね。

転勤族はそのリスクがあるのが残念。

でもそれ以上に良いこともあったので良かったかな。

発達障害は早めに療育を、のお話、終わり。