シリーズ、「就活、お手伝いします、界隈は全員犯罪予備軍」説、その1.

大林組の社員が就活女子大生にわいせつ行為をして逮捕、

のニュースを見て心配になったので院生の娘に連絡したところ、

相変わらず研究に忙しい娘はそんなニュースを知らず、

でも「確かにそういうのがあるかも」と、

友達に誘われて「OBサービス」なるものをしぶしぶ登録して放置、

ごく最近、その友達に言われて見たら、

さほど会社名に関心のないうちの娘ですら知っている会社や

某省庁の人間(自称)が(ちなみに全部「男」)

「就活、ぜひ、手伝わせてください!!」と、

びっっっっっくりするくらいの人数が申し出て

「なんじゃ、こりゃー!」になったそう。

「正直言って、この人たち、見ず知らずの私にこれをやって、

何のメリットがあるの?何の見返りを求めてくるの?っておもったら、

とても連絡する気になれなくて削除した」と、

お嬢、ナーイス!と、私は娘を絶賛しておいたわ、

若い経験値の浅い女の子に親切面した男が求めるものなんてひとつでしょ。

うちの娘に申し出てきた人間、全員性犯罪予備軍としてさらしてやりたいわ、

この手のアプリは山ほどあるそうで、それを勧めてきたお友達というのは、

私の目からするとちょっと危ない子で、

実際「私は使ってるよ」と言うんだけど、

なんか怪しげな「ベンチャー」とかかわっているようで、

どこまでが「本当」なんだか、わたしの嫌いな「女・女衒」臭がする。

そこまで就活に困ってない娘なので、今回は無事ではあったものの、

ここで、半世紀以上生きたおばはんが断言するが、

「ボランティアで見ず知らずの学生の面倒を見る連中なんていませんからー!」

「ボランティアは自分の出身大学の紹介だけで手に余るもんですからー!」

「そもそも就職して数年なら自分のことで手一杯なのがまともな社会人ですからー!」

と、いわゆる「就活」界隈がどれほど醜悪かつ害悪であるか、

おばはんが知っている限り、書き残そうと思う。

もし、まともなサイトやアプリなら、女子大生は女性会社員、

男子学生は男性会社員、にするのが良識じゃないかな。

登録した性別が「男」だったら、ここまで申し出が来たかどうか、

うちの娘の場合、大学主催のOBシステムに登録するだけで

山ほどリクルーターからの接触があるんで、

そちらで十分だということをあらためて娘は認識したのでした。

社会人の「就活お手伝いします!ボランティア」ほど

怪しげなものはない、とここに。

続く。(予定)