大人になった子供たちと。

先日の会食で、話題は夏の予定から大人になった息子たちとどう関わるかにうつって、皆様、意識的に息子さんたちと一緒に何かをしようと努力している。
「一緒にテニスをする」「ゴルフをする」「スポーツ観戦に行く」などなど、
「そうでもしないと息子とは話さなくなるから」とは、なんと男の子のお母様は涙ぐましいことか。
「(私の名前)さんは、お嬢さんと一緒に何をされているの?」と聞かれ、皆様「年頃の娘とどう付き合ってるか」に興味しんしんで困った。
そのときようやく、その場で娘がいるのは私だけに気がつくおのれのぼんやりぶりに、涙。
「一緒に買い物に行く、くらいですかねえ、、」と言うといっせいにどよめきが。
「買い物に一緒に行ってくれるなんて、そんなことは絶対にないわ」「女の子がうらやましい」などなど息子しかいない母親が必ず言うせりふを。
奥様方はお買い物が大好き。(違うか)
しかし、「意識して関わるようにする」とは「異性」の子供を育てるのは難しいのだと改めて。特に「大人になった子供たち」と付き合うのは同性であっても難しい部分がある。
ましてや大人になった息子など、私も頭を抱えるわ、いつまで経っても自分の子供であっても、社会的には成人だし、といってまったく関わらないのもさびしい。
大人になった娘との付き合い方など、ほとんど考えもしなかった私には勉強になったが、
翻って「大人になった異性の子供とつき合う親の立場」はマイダーリンがそうではないかと初めて気がついた。
最近のマイダーリンは娘たちに資産分散の手続きを再々行っていて、成人済みの娘たちがいちいち書類を提出しなければいけないのに辟易としているので、
私は批判的だったが、これも父親なりの娘との関わり方か。素敵な奥様方の地道な努力と同じくらい尊重しなければいけないものだとようやくわかって、反省。
父親の不器用な愛情の示し方だけではなかったのね、、、
奥様方はいずれ息子の妻となるかたがたとのお付き合いも踏まえて「家族」としての関わり方を模索しているかのよう。
そうやって、しっかり「家族」を運営して行くのだな。「意識して、関わる」を私もよく考えよう。
この年になっても、周囲から子供との関係を教わる出来の悪さに反省しきり。とほほ。