話題。

大塚家具の家族騒動は無事(?)娘側に軍配が上がったようで、私と同世代が親との関係の難しさに涙してみていたんじゃないか、の感が、、、
50手前の人間に対して頭ごなしに怒鳴りつけるボケも半ば入っている親というのはいるのだよね。
ボケていても口は達者だったりして、しかも周囲に親の同調者がいると目も当てられない。
大塚騒動に関しては、どちら側が正しいかなんて誰にもわからない。
創業者が持つ「家族一丸となって作ってきた会社!」のプライドは理解できるし、昭和の人間の海外資本への警戒感もよくわかる。
一方、未曾有と呼ばれる不況を経験してきた世代が簡単に「特別感」と煽られて余計な家具を買い込む、なんてことをするとも思えない、
おまけに「少子化」だし。
どちら側が儲かるか。まあ、私が株主なら、海外資本がつく方に傾くかな、別に経営者が大塚一族であることにこだわらないし。
なんにしても引いてくれない親というのは困るよな、もういい年の人間なんだから、
と、嵐のように帰省してきて、ニュースとは隔絶した世界で活動してきた娘が久々にテレビと新聞を見て、
「なにこれ、なんでこんなに騒いでるの?」と質問された時、概要を説明していたら、
「50になっても親にとって娘は娘でしょ?」とちゃっかり言われた。確かに、いつまでも子供は子供だわ。
ただもう社会的立場のある娘に向かって、親が「社会人」として振る舞えているか、というと、父親側は明らかにもう失格じゃないか、
もうちょっと穏便に収める方向に持っていけなかったものか、自分の親世代にもっと理解のある人間でいたいと思いつつ、
やはり娘側に立ちたいと思う中年女の私、、そしてこのことを「他山の石」として、自分が年をとったときどう振舞うか、を学ぶのよ、、、(涙)
「いくつになっても親にとって子供は子供でしょ?」と言ってくれる娘がいて私は良かったなあ、安心して年を取ることにしよう。
ボケるって、怖い。