食べ物雑記。

今週から更新は週1くらいで。
バナナケーキのベストレシピを探している。今まで色々と作ってみたものの、これだー!の定番にはまだ至らず。
数回作ったのは「おかずのクッキング」土井善晴レシピのチョコチップとまるごと1本真ん中にどーんと入れたもの。
記事にも1本分(確か)練りこんでいて、チョコチップが入る分、砂糖控えめでも甘い、ただこのボリューム感は「冬限定」という気がする。
もうちょっと軽いのはないか、思えば山本麗子レシピだの、大川雅子レシピだの、あれこれ作ってきて、みんなそれなりに美味しいものの、軽くはない。
くるみやアーモンドを混ぜ込むタイプになので、夏に食べたい気がしない。
で、今回「天然生活」の星谷菜々レシピを試そうとしているものの、これもくるみが入って、上にクリームチーズがかかる。
「天然生活」はスタイリングがいいのか、写真がきれいでつい作りたくなるものの、ボリュームはあるだろうなあ、、、中高年の胃にはもたれる。
で、お茶を濁して今、「はちみつバナナビスケット」を作ろうとバナナを炒めて冷ましている途中。
「バナナの水分をとばす」とあって、バナナに水分なんてあるのかしらと思っていたら結構ある、意外であった、、、
この味の記録は(覚えていたら)また記録。星谷菜々さんのレシピは初めてだなあ、よく見かける人だが、何で見たのかは忘れた。
何のかんので今月は料理系雑誌を3冊も買ってしまった。「きょうの料理5月号」「天然生活6月号」「おかずのクッキング」
「おかずのクッキング」土井善晴の祝!春の2大特集「朝ごはん・お弁当」には驚かされた。
表紙にドーンとある「食パンの上に乗せて焼きっぱなし朝ごはん」にも目を奪われたが「お弁当」の「一品で勝負!」にも度肝を抜かれる。
家庭料理界もここまで来たか、って感じ、白いご飯に完全に「プラス1!」しかない。「卵焼き海苔巻き」とか「ちくわの胡麻炒り」とか、
いやー、懐かしの「昭和のお弁当」が漠然と流行りだしているのは薄々気がついていたけど、ここまで「白いご飯に梅干一個」の日の丸弁当的な、
「家にあるもの、ガッと入れて持ってきましたー!」な正々堂々感はいっそ清々しい。
もうそれでいいじゃん、時間と手間ひまかけて作りましたー!はたまにしかできないもんなんだよっ!てなことを認めるのはすごいよ、
そうでもなきゃ、毎日は続かない、今の忙しい主婦たちは。もう働く女性しか子供を持てない時代になってるんだから、
それを認めた上でのレシピはえらいと思うのよ、土井さんはやるね。
で、巷では、少子化に対抗して「女性手帳」なるものを発布すするとかしないとか。
大抵、子供は結婚してくれないと作れないんだよっ!若い男に「結婚手帳」を渡せや、
と毒づくのはさておき、土井さんのように今の主婦の生活を知って、それを受け入れて、よりよい生活の提案、
つまり、「品数にこだわらなくても、家で作った美味しいものをもたせる」の啓蒙をはかる、
こういうやり方で、政府は少子化にも対応して欲しいと思うのであった、、
ちなみに、土井さんの提案は多分「普段から手軽であってもきちんとしたものを食べる、食べさせる」なんだと思う。
ちゃんとしたご飯を美味しく炊いて、きちんと作ったおかずが1品でもあれば「家庭料理」は成り立つ、そういうことではないかな。
ということで、そろそろ、バナナ炒めも冷めた頃なんで、ビスケット作りに取りかかるざんす。終わり。