雑談。

おホホホ、「ケンタッキー食べ放題」には結局行きませんでしたのよ、おほほ。
実家母を連れてお買い物放浪をする予定だったので。「スシロー」のお寿司を食べましてよ。ホホホ、、(涙目)
それはともかく、久々に図書館にも行って佐野眞一の「東電OL殺人事件」を借りた。
6月30日号の朝日新聞の土曜版で佐野氏が取り上げられていてその発言が面白かったので、読んでみようか、と。
ちきりんさんも勧めていたことだし。で、はまる。面白いわ、週刊誌連載だから頭つかわずに読めるところが大変よろしい。
分厚い本だがすぐ読めそう、オッサン向け本はこうじゃなくちゃね。
実はラーメン屋に行くたびに何故か「あんぽん」を読んでいて、好きな書き方ではないなあ、と思っていたものの、それでも読ませる、
この手の話は多くのひとに読ませないといけないものなんだよな、とあらためて。見習わないといけない人はネットにたくさんいるよ、なんちゃって。
それはともかく、朝日新聞で、先日判決が下った「木嶋佳苗」被告に関して「彼女が語った真実は自分の名前だけだったんじゃないか」の発言が興味深い。
私がネットや新聞で拾い読んだ木島被告の証言から受けた印象は「叶姉妹叶恭子のなりきり」って感じで、これを指摘しない人がいないようなのが、不思議だ。
中村うさぎさんならいいそうだけど。一度、叶恭子とトラブッてるからスルーなのかな?
佐野氏は木嶋被告に関して「別海から来た女」で相当感情的で手厳しいらしいけれど、それは「東電OL殺人事件」でも同じことが言えそうな。一種の「芸風」なんだろう。
amazonでは北原みのりさんの「毒婦」の評価が高いが私は北原さんもまた非常に情緒的に書いたものに思われるので
世の中は、フェミニストが感情的に書いても受け入れて、オッサンが感情的なのは許さないのか、なんて、
佐野眞一の「別海から来た女」を読んでみようと思った。
新聞上で「人をだます天性の資質がインターネットのデジタル世界を触媒として、モンスターへ肥大化していったと言うことなんでしょう」とあったので、
私が知りたい、この事件でどの程度、彼女の「ネット活動」が被害者に信用を与えたのか、書いてある気がする。
実際、ネットの情報をどの程度人が受け入れるものなのか、それをずっと知りたいと思っている。
「毒婦」を読んだ感想をネットで二つ読んだが、この方たちに「別海から来た女」も読んで感想を描いてほしいなあ。
この件に関しては男性の意見の方が面白い。
女性は、木嶋被告に反発を感じる女は全て「あなたも木嶋被告と同じだからだ!」と北原さんに言われそうな雰囲気なんで
そうではないことを理解させつつ書くのはむずかしかろう。私のようなおばはん「賤業」主婦は特にね。
先日、「婦人公論」で北原さんの東電OLと木嶋被告を「売春」をしていたと言うだけで「父の娘」乱暴にくくったものを読んだが
私はむしろ、木嶋被告の被害者となった男性たちが抱えていた孤独と、「東電OL」が戒名になってしまった女性の孤独が重なる。
北原さんの考え方は浅くてくだらなかった。「父の娘」の言葉も迷惑だろう、こんなばかばかしい「わく」に使われるのでは。
「東電OL殺人事件」の感想はまた後日。佐野氏はえらいなあ、ネパールまで行ったんだなあ。今、そういうところ。