料理雑誌、いろいろ。

オレンジ・ページに始まって、きょうの料理、おかずのクッキング、と、あちらこちらをふらふらして、
エル・ァ・ターブル、今日の料理ビギナーズ、栄養と料理、等々にも手を広げている。
最近創刊されたばかりらしい「男子食堂」がなかなかよくて、(以前「家呑みレシピ」を買ったことがある)
今回「男子のパスタ おいしい法則」もこんせつていねいな作り方紹介とウンチクがたいへん楽しい。
こんなおばはんがたのしめる雑誌を本来はどの世代をターゲットに出しているものやら。
「栄養と料理」の今月号も被災した際の食生活、備蓄品、などなど、参考になった。
私はこの雑誌で連載している松永和紀氏で学習している。
「フード・ファディズム」はこのかたで知った言葉じゃなかったかな。
今回のテーマでは、これもダメ、あれもダメ、と食べないよりは、もともと安い外食をしたら、何がどんなふうに混じっているのかわかったもんじゃないし、
デメリットが口にはいるより、食材が本来持つ栄養分を吸収することを考えて多少のリスクは黙認する、の私の強引な考え方を
ちょっと補強をしてもらえたようでウレシイ。
放射能が怖くて、日本人、やってられるかー!ってなぜか、こんなときに愛国心が芽生えたりして、いやはや。
料理雑誌の特集でつい手が伸びてしまうのが「朝食」と「お弁当」、
「朝ごはん」の特集は毎年1回は「天然生活」でやってるのよね、、
「天然生活」は松永和紀氏の敵(?)になりそうな雑誌なんだけど写真がきれいなのよー、今月も買ってしまったわ、、
もう何年になるかな、「朝ごはん」特集のバッグナンバーを見ていると料理研究家の変遷が見えて感慨深い。
そして「お弁当」、春の新学期シーズンに各雑誌が特集をいっせいに組むので、どれを買おうか、ええい、全部買ってしまえ!と
おせち料理の特集も、もう何年も買っているし、毎年、変わっていきますよなあ、、、って、そういう問題か、
いや、そういう問題だ、と、料理の歴史の変遷に思いを馳せますことよ、、
料理の歴史は家族の形態と関係するのよね、
伝統料理は「大勢で食べる」ことが前提になってるんでそれをそのまま現在の家族生活に持ち込むのは無理がある。
この先、レシピはどう変化するのやら。
私自身は、夕食メニューから朝食、昼食へと興味が移って、どこに行き着くものやら。
やはり「介護食」か?出来ることなら、自分では食べたくないわ、介護食(涙)。
先日、上の娘から私がほしそうな調理器具を見つけたと電話があって、今度帰省するときに買ってくれる約束をする。
調子に乗って食材の調達も頼もうか、と画策する欲深な母親であった。