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事件がふたつ。
一つは大坂のパチンコ放火事件、「誰でもよかった」は本当なのかな、
自分の住んでいるところにあって、ご近所の方が通うようなパチンコ店に火をつければ、知っている人が犠牲になるかもしれない、
と考えられないのは「心の病」と言うことなんだろうか、
顔写真が出ていないけれど「41歳」、目撃情報では「30歳ぐらい」と若く見えるのかね。
「誰でもよかった、、」は決まり文句なのか、その方が罪が重くなるんだろうか、
なんにしても、日常を奪われた被害者の方とそのご家族を心から気の毒に思う。
犠牲者の規模で言うと比べようがないが、ウイグル地区での弾圧、
昨日ニュースで聞いている限り、中国側のやり方は、かつて日本がやったことと同じに思えた。
何故か、「スイングガール」の中に出てきた「二種類の人間がいる!」を思い出す、
「自分がされたイヤなことを他の人間にする奴と、決してしない奴!」
私はイヤなことをしてきたその相手にやり返すことはするが、以前、それをネットですると、
嫌がらせをしてくる人間が「いけないことをしている!」などと
自分がしてきたことは棚に上げた馬鹿げたことを書かれたことがあってあきれた。
自分のしていることは「正義」、でもそれを嫌がる人間は「間違っている」から自分「たち」が「罰」を与えてもいい、と言うことか。
人間のやることはどこでも同じか、それでも「決してしない奴」というのも存在するのが救いか。
日本の一部の人間が「だから中国は」と言う醜さを思うと、なかなか「これはひどい」とは言えないが、むごいと思う。
と言っても、私に出来るのは日本赤十字に募金するくらい、そういえばこのあいだ、定期的に募金をしないかのパンフレットが送られてきた。
はて、どうしようか考え中、やはりこれに使って欲しいとするべきか、常に日赤に募金するのは親戚が長らくそこで働いていたので。
そして、紛争地ではまず一番に医療活動かな、と、派遣される医師団を心から尊敬する。その家族のことも。
弾圧のやり方は、世界中どこでも同じなんだと知るのが哀しい。
犠牲者は命を失う人だけではなく、その人を取り囲んできた家族と、その家族が残す子どもたち。やるせないな。